毎年のようにトレンドは移り変わり、若者を中心にその時代によってファッションシーンは目まぐるしく変化していきます。
そんな中ファッション業界はアーカイヴとして、各ブランドの数十年前の服にスポットを当て、
更なる価値を生み出す動きも出てきました。
今回ご紹介の2ブランドも決して例外ではありません。
今じわじわとその価値が上がっているブランドをご存じでしょうか?
UNIQLO(ユニクロ)そうです。誰もが知っていて、誰もが一着は購入したことがあるブランドではないでしょうか?
日本において一番有名なブランドと言っても過言でないかと思います。
そのユニクロの90年代に製造されていたものが、今注目されています。
いくつかご紹介致します。
90’sプルオーバーパーカー
まさにユニクロが多店舗展開に踏み出した直後の時代でしょうか?
当時は古着好きには嬉しいUSA製、アメリカでの製造もTシャツを中心に行っていたのだとか。
こちらのパーカーに関してはUSA製に引けを取らない肉厚ボディ。
なんといっても、どこか今っぽさ感じる充分な身幅。
決してユニクロ=安いという感覚すら忘れる程のシルエットはまさにストリートにハマる一着です。
ハーフボタンスウェット
こちらも同時期のハーフボタンスウェット。
個人的にはまさにストリート。スケーター。そんな言葉が似合う一着だと感じます。
大きく取られた着丈と身幅。何故か袖丈は8分程に設定されておりながらも、
ドロップショルダーがまさに今っぽいシルエット。
当時のユニクロの質の高さに驚かされます。
この双方に言える、どこで90年代を見分ける事ができるのか?
秘密はタグにあります。
紺色に白地の文字の通称
”紺タグ” 90’sユニクロで一番目にするタグの形状です。
ほかにもそのタグの種類は豊富で、お家のタンスに眠っている物が
以外にも評価できるかも知れません。
そして、もうひとつご紹介したいブランドが、、、
GAP(ギャップ)こちらもお持ちの方が多いブランドではないでしょうか?
数年前からオールドGAPとして、じわじわと人気が上がっており、
今では、古着屋でもその取扱いは増えてきました。
UNIQLO同様、タグは様々ですが90年代を代表する”紺タグ”
80年代~2000年初頭にかけての当時のGAPアイテムを
オールドGAPと言います。
GAPはアメリカ発祥のブランドだけあり、アメリカンスタイルでのデザインが多く、
その価格の安さで当時アメリカで一代ブームを起こしました。
その価格の安さは多くの若者がこぞって着用しました。
90年代のアメリカファッションはスケーターファッション、またはHIP-HOP。
そのサイズ感がまさに今っぽいのが今日本で人気の理由のひとつです。
ちなみに、「GAP」という大きなロゴアイテムは著名人の着用もあり、
高騰アイテムのひとつです。まさに今が売り時なのです。
サイズに関してはL,XLサイズは買取UPの評価ポイントです。
当時の遊び心が伝わるデザインの総柄シャツ。
オーバーサイズなサイズ感にレーヨン素材であったりと、今の雰囲気にぴったり。
当時は東南アジア中心の製造ですが、アメリカ製造ももちろんあり、製造国も評価のポイントです。
ご紹介させて頂いた、この両ブランドに言える共通点は、当時から数十~百店舗での展開の中で編み出された
アイディアとデザインの多様性、種類の豊富さが現時代に古着としての新しい解釈へと導いてくれてると私はお思います。
どうせ古いから買取できないだろう。ユニクロって定価が安いから値段付くの?
まずはトレファクスタイルに一度ご相談ください。
数十年前に何げなく買ったお洋服。まさに今が売りドキです。