大阪・心斎橋の古着屋、トレファクスタイルアメリカ村店です。
昨年、一昨年と冬の定番アウターとして人気を博した【M-65】モッズコート。ミリタリーアイテムの代表格となりましたが、その歴史など詳しく知らないという方が多いのではないでしょうか、、
そこで!今回は冬に備えて、M-65モッズコートの魅力を徹底紹介します!!
まず初めに、「モッズ」とは1950年代後半から1960年代中頃にかけて流行した音楽やファッションをベースとしたライフスタイル、およびその支持者を指します。
1951年にアメリカ軍に採用されたミリタリーパーカー(M-51)は、細身の三つボタンスーツ、ボタンダウンシャツにナローネクタイを身に着けた「モッズ」に愛用され、「モッズコート/モッズパーカー」として定着していきました。
モッズコート/モッズパーカーを特徴づけるものとして、燕尾のような独特の裾の形を挙げることができます。その裾の形状から海外では一般にモッズパーカーのことを「Fishtail Parka/フィッシュテールパーカー」と呼ぶことが多いです。
様々な呼び名があるのもこのコートならではです。
M-51より引き継がれた60年代は「PARKA,MAN'S,M-65」と表記してありましたが、70年代には「PARKA,EXTREME COLD WEATHER」と表記されるようになります。
数々のブランドでもサンプリングされ、街中でよく見かけるようになったフィッシュテールのデザインですが、その発祥は1948年のプロダクトにさかのぼります。
フィッシュテールの系譜として、US ARMY/アメリカ軍のM-48、M-51、M-65と改良を重ね完成されていきました。
M51からアップデートされたM65は、比較する点として、・M-51パーカでは縫い付けであったフードが脱着式に変更。・肩のショルダーループが省略。
・裾のドローコードがコットンからエラスティックゴムに変更。
・フロントのスナップボタンの減少。
・ステッチの簡略化、補強にナイロンテープを採用。
など、全体の仕様というよりは細かな点が変更されました。
また、名称の通り65年から始まったM-65ですが、それ以降も改良され続け、年代によっても細かなディティールやジッパー、ファーの素材など違いがみられます。
名称も2ndモデルや3rdモデルと呼び名が変わっていきます。
今回入荷したM65モッズコートは83年製のもの。
1980s US ARMY M-65 Fishtail Parka
US ARMY VINTAGE MILITARY / アメリカ軍 ヴィンテージミリタリー
SIZE M
素材はシャリ感のある薄手のコットンナイロンのポプリン(平織り)生地で、ざっくりとした重厚感のあるフォルムながら着心地は軽快な印象。
元々M-65自体がオーバーコートの作りのため、シルエットもかなり大き目になっております。秋口などシャツ一枚に合わせてもハマり、厚手のインナーを入れてもかさばりにくく、まさに万能でロングシーズン取り入れて頂けます。
ヴィンテージミリタリーの中でも珠玉の名作アイテムです。
是非ご検討ください。
前回入荷した70's/70年代のM-65モッズコートをブログにて紹介しているので、是非そちらもご覧ください。https://www.tf-style.com/shop/541/topics/272217/ また、NEEDLES・MARNI・RRLなど8月限定・対象ブランドのお買い取りで全アイテム20%アップキャンペーンを開催しております!
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