トレファクスタイル アメリカ村店

ヴィンテージデニムとは?~VINTAGE LEVI'S~

2020.06.13


”VINTAGE LEVI'S”

数あるヴィンテージアイテムの中でも、圧倒的人気を誇り、ヴィンテ-ジデニムの代名詞的存在。

1850年代、時はゴールドラッシュ。金の採掘が盛んな時代にこそ、労働者に耳を傾け

ジーンズの起源でもある、ワークウェアを開発したのが始まり。

そこから長い年月が経過し・・・


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ヴィンテージの登竜門でもありながら、ヴィンテージデニムを常に牽引する存在。

デニム=LEVI'Sとしての認知度もまず間違いなく世界でNo.1でしょう。

1853年にアメリカ、サンフランシスコに雑貨店をオープンさせたのが始まりとされており、

そこから、長い年月と歴史を重ね、ヴィンテージフリークの皆様が100万円を出してでも買いたい程の

価値あるデニムまで成長したのです。

著名人の中でも、リーバイスのヴィンテージデニムを好む方は多数おられるほど。

2011年に世界最古のジーンズ展で公表されたXX c.1879ジーンズは世界最古のリーバイスとして

世に初めて公表されました。誰もが名を聞いたことのある「501」という名前になる前の存在です。

それほどまでに歴史があり、ヴィンテージ好き誰もが羨み、

誰もが一度は履いたことのある名作デニム達を年代の移り変わりとともに紐解いていきます。

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まずは、いわゆるデニムジャケット。トラッカージャケットです。

リーバイスのデニムジャケットには、いわゆる1st~4thまでの形や歴史の移り変わりがあります。

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506XX(~1952年)

現存する形で一番古いものが写真の506XX=1stです。

戦前~1952年程とされており、下記紹介の501XXの上着として登場し、

今でもリーバイスデニムジャケットの中でも最高値で取引される名作中の名作です。

詳しくはこちらで触れております。

ついに降臨!!LEVI'S(リーバイス) 506XX”1st”デニムジャケット。

ヴィンテージデニムって所持者の嗜好や保存状態によって色々な顔を見せるのも

最大の特徴であり、楽しみ方だと思います。

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507XX(1952年~1962年)

上記1stと共に非常に人気と価値の高いのが507XX=2ndです。

506XXの改良版として登場した507XX。

1952年~1962年という短い期間ながらも、その完成度と希少価値は1stに引けを取りません。

大きな変更は1つポケットだった1stに比べ2つポケットになったのが大きな特徴。

506XX、507XX共に細かいディテールや裏地のブランケットの有無などで品番が変わります。

LEVI'S 507XXについて詳しい考察を書いた記事がありますので、そちらも参照ください。

Levi's〜507XX/TYPE2nd〜・革パッチ?紙パッチ?細かなディテールを徹底解剖!!

共にヴィンテージリーバイスの大きなキーワードのひとつ。

「BIG E」というのが共通項。BIG Eの均等V。これだけで、気持ちが高ぶられます。。。

元は炭鉱などの労働者のために作成されたデニムアイテムですが、次紹介する

モデルから急速に当時の若者の間でムーブメントを起こすことになります。

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557「557XX」(1962年~1966年)

そのシルエットや質の高さはさすが1st・2ndの進化版。

現在のデニムジャケットの原型となっていると言われるのが、こちらの557=3rdモデル。

今回はXXの有無の説明は省かせて頂きます。

2ndと大きな変更はポケット位置の変更と、フロント下部に向かっての大きなV字ディテールの追加です。

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70505(1966年~1971年)

そしてリーバイスヴィンテージデニムジャケットの最終形態にして完成形。

3rdと4thの見分け方は非常にややこしくなってますが、

3rdの方がフロントのVの下部部分の広がりが狭かったり、

ポケット裏のステッチがオレンジか黒・紺なのかだったりと、意外と見分ける方法は簡単。

詳しくは別記事にて特集させて頂いていますので こちらをご覧ください。

ヴィンテージデニムの王道Levi's(リーバイス)より、3rd?4th?移行期?デニムジャケット解析致します。

以上デニムジャケットになります。

下記デニムパンツ編

ヴィンテージフリークの皆様から、古着初心者の皆様まで、必ず誰もが1本は持っているジーンズ。

デニムジャケットよりもより親しみやすいのは、デニムパンツ=ジーンズではないでしょうか?

もちろんLEVI'Sにおいても長い歴史がございます。

紐解いていきましょう。

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1890年初めて「501」というロットナンバーが割り振られてから、長い年月が経ちました。

長い年月色々なことがありました。

サンフランシスコを襲った大地震、第二次世界大戦、世界恐慌、

数々の災難にあってきながらも耐えて、復興を遂げてきたからこそ、

そのソウルはデニムにも感じられます。

まずはジーンズを語る上で外せないのが、

現存するヴィンテージデニムで一番耳にすることが多いであろう

「501XX」

大戦モデル、革パッチなど、残存するヴィンテージデニムはまだまだ古いのがあるものの、

良く耳にし、手にすることができるのが501XX、紙パッチではないでしょうか。

ポケット裏の隠しリベットが代表的なディテール。

独特の黒ずんだ色落ちなども魅力のひとつです。

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ヴィンテージデニムの代名詞、「501 BIG E」

デニム初心者の方がまず手に入れたいのはBIG Eではないでしょうか?

リーバイス最大の特徴のバックポケットに付けられた赤タグのLEVI'Sの文字が「E」なのか「e」なのか。

これだけの違いで、価値は大違い。

ただ、その違いはタブ以上にデニムの色落ち・色残りの仕方が全く違います。

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ヴィンテージリーバイスで言うところの「66前期」モデル。

66前期のデニムに付いていたフラッシャーが1966年という表記があったことから

呼ばれ始めた66前期。正式には70年代のアイテムです。66前期から、赤タブはスモールeへと変化します。

BIG Eからスモールeへの変更はリーバイス社が株式を公開した71年と言われてますが、その説も色々。

最大の特徴はスモールeへの変更と、

フロントボタン付近平行ステッチとヒップポケット裏のシングルステッチ。

ヴィンテージリ-バイスで良く耳にするボタン裏の数字の話

ここらへんから、年代判別・モデル判別に戸惑う方も多いと思います。

入門編と致しまして、簡単にですが、ボタン裏の数字の意味や年代など、

別記事にて特集させて頂いているものがございますので、そちらもお楽しみください。

【VINTAGE LEVI'S(ビンテージ リーバイス) 入門】デニムが欲しくなる・探したくなる 

最後はこちら。

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66前期からさらに年代は新しくなり、時代は70年代後半から80年代に差し掛かります。

良く目にする色落ちの利いたデニムがこちらの年代のことが多いです。

写真左側が66後期モデル、写真右側が赤耳と呼ばれるモデルになります。

独特の色落ちが最大の特徴であり、テーパードの効いたレングスは、

後のシルバータブやBIGサイズが流行る時代の先駆けだと個人的には思います。

66後期と、赤耳モデルの特徴の違い、66前期時代から内側に付けられた

ケアタグの縮率(洗濯をしたときに縮む率のこと)が、8%なら66後期、10%なら赤耳モデルとされています。

意外と探せば無いのが66後期であり、デッドストックともなれば両方とも数10万円にも上るヴィンテージ

デニムです。

以上になります。

いかがでしたでしょうか?

ヴィンテージデニムの奥は深く、本日触れた部分はほんの一握りでしかありません。

当店では、ヴィンテ-ジLEVI'Sをはじめ、多くのヴィンテージアイテムをお買取させて頂いております。

他社では、お値段が付かなかった古いアイテムも当店ではお値段をつけさせて頂く事は多々あります。

是非ヴィンテージアイテムの買取は、トレファクスタイルまでお持ちください。

 

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