2024.10.26
モヘアカーディガンを使用したグランジファッションスタイリング
古着買取トレファクスタイル(洋服や古着など買取、販売を行う服飾専門リユースショップ)
2017.04.15
当店ブログでも連日ご紹介しているヴィンテージアイテム。
やはり紹介するのは希少価値が高く、なかなか入手が困難なモノと
言えるモノを日々ご紹介させていただいているのですが、
本日もなかなかの“レアモノ”入荷しました。
やはりヴィンテージを探す醍醐味はレアな一品に出会った時の喜びですよね。
ヴィンテージ好きの方にはぜひ見ていただきたい、
本日のご紹介はコチラ。
50'Sヴィンテージスカジャン TTSジップ使用
トレンドとしても旬なスカジャンですが、
ご紹介の一着は50年代当時モノ。
なかなかお目にかかれない貴重な一着。
メインボディは王道のブルー×ホワイト。
スカジャンではおなじみのリバーシブル仕様で
背面はワインレッド×イエローと申し分のない配色。
季節で使い分けるとバランス良くお使いいいただけそうです。
スカジャンの“スカ”とは横須賀のスカ。
第二次世界大戦後、占領下であった日本の駐屯地として、
横須賀に駐留していたアメリカ兵士が自らのジャケットに
和柄の刺繍を施したことが発端となったと言われています。
戦後当時とはいきませんが、
その間もない半世紀以上も前に製造された一着だということを想像すると、、
思わず惚れ惚れとしてしまうクオリティとエイジング。
年代を推測できるのはほぼジップのみ。
この“TTSジップ”を使用しているという点です。
ただこのTSSジップ(東京寺西商店)。当時はジップメーカーでも大きなシェアを
誇っていましたが、1953年頃にある会社により吸収合併され、
ジッパー界でその名を見かけることはなくなりました。
つまりTSSジップを使用している=50年代以前、という
推測ができ、50年代モノと考えることができることになります。
ちなみにそのある会社とは日本が世界に誇るジップメーカーYKK。
ジップの歴史も奥深いものがありますね。
当時の時代背景の推察するのもヴィンテージの楽しみですよね。
少し長々と語ってしまいました、、。
しかし戦後の日本占領時代というある種特殊な時代背景から
生まれたスカジャンという日本発祥の洋服。
ジップから推察できる年代判別など。
ヴィンテージの奥深さの詰まった逸品といえるのではないでしょうか。
全体にヨゴレや刺繍のホツレは見られるものの、
損傷や目立ったダメージもなく残っていることがかなり希少だと思います。
レプリカや復刻では持ち得ない経年の深みを感じる
ヴィンテージの魅力詰まったスカジャン。
ぜひ一度当店でご覧下さいませ。
トレファクスタイルアメリカ村店
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