【アウトドア ハイテク素材用語vol.1】
2010.07.30
【アウトドア ハイテク素材用語vol.1】
先日、初富士登山へ行ってきました!暴風+横殴りの雨の悪天候で御来光も見えないというまさかの苦い思い出となってしまいましたが、夏フェスなどまだまだアウトドアシーズンはこれから!しかし、ファッションとしてのアウトドアも良いですが、先日の富士登山においてはオシャレより性能重視!と叫びたくなるようなアウトドア用品の性能の重要さをひしひしと感じました。
そこで、今日はアウトドアウェアに使用されているハイテク素材についてちょっと調べてみましたので書いてみたいと思います。
◆GORE-TEX(R)XCR【ゴアテックス(R)エックスシーアール】
ノースフェイスやホグロフス、エーグル、アークテリクスなど多くのアウトドアブランドがシェルで使用している防水素材「ゴアテックス」。そのゴアテックスの新世代タイプがGORE-TEX(R)XCR【ゴアテックス(R)エックスシーアール】新タイプは何が違うのかと言うと耐水圧と透湿性が25%もアップ!使い比べないと違いが分からなさそうですが・・・、雨が染み込まないというのも重要ですが、夏場の雨は蒸れるので透湿性がアップというのは魅力的ですね。そしてXCRは軽い!これは重要ですね。
◆H2Noシェル
パタゴニアのストレッチアセントジャケット等に見られるH2Noシェル素材。2層、2.5層、3層などタイプが分かれており、防水性、防風性、透湿性を備え、体からの水分を吸湿発散するそうです。うーんこれまた着てみないと実感がわかないですね。コンパクトに収納できるソフトシェルは夏フェスの夜など肌寒くなる時間帯に重宝します。
◆OMNI−TECH【オムニテック】
コロンビアが独自に開発した防水透湿機能[オムニテック」。雪や雨などを完全にシャットアウト!そしてムレを最小限に抑える透湿性が魅力。先日の富士山でもゴアテックス製のトレッキングシューズが雨で浸水したにも関わらず、オムニテックを使用したコロンビアは浸水しないといった存分にその機能性を発揮したコロンビア。気になります。
◆光電子プリマロフト
プリマロフトと言えばワイルドシングスアウターを思い出しますが、ダウンよりも暖かいという軽量の中綿素材「プリマロフト」
そのプリマロフトと光電子®ファイバーを組み合わせたさらに高機能な中綿。
軽くて暖かいと冬のタウンユースとしても着になる素材ですね。もちろん登山やウォーキングでも本領を発揮。気候の変化が激しい登山でも重宝しそうですね。
続いて、バッグ等に使用されるナイロン素材について
◆コーデュラナイロン
アメリカのデュポン社が開発した高密度ナイロン。グレゴリーやアウトドア、メッセンジャーバッグで有名なマンハッタンポーテージ等多くのバッグメーカーでも使用されています。お持ちのバッグにCODURA(コーデュラ)の表記があるかもしれませんよ!通常のナイロンと比較し2〜3倍の耐摩耗と強度を誇るそうです。
◆バリスティックナイロン
最近すっかりお馴染みになったバリスティックナイロン。TUMI(トゥミ)やBRIEFING(ブリーフィング)といったビジネスバッグで使用されており、通常のナイロンに比べ、なんと約5倍の強度を持つそうです。がしがしハードに使用しても耐久性に優れ長く使える素材。トゥミやブリーフィングがビジネスシーンで支持されるのもうなずけますね。米軍規格であるミルスペックに準拠し、ミリタリー、アウトドア用品にも使用されています。
長くなりそうなので、今回は6つ!ピックアップしてみました!
まだまだこんなのがあるよ〜これは知らないだろう〜というものがありましたら是非お店で教えて下さい(笑)
今日はちょっと豆知識的な内容でした。