大阪・北摂の古着屋 トレファクスタイル箕面店です。
今回はトレファクスタイル箕面店に買取入荷したセリーヌのバッグとその背景の詳細をご紹介したいとおもいます。
近年、ハイブランド界隈では人気デザイナーの去就で、売上や人気が左右される事が多いです。今回ご紹介する「セリーヌ」も、まさにその代表的なブランドの一つと言えます。
トレファクスタイル箕面店で取り扱っているセリーヌのバッグです。
創業者のセリーヌの後任としてあのマイケルコースがデザイナーを務め、後に起用されたのが今回ご紹介するフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)でした。
フィービーがセリーヌを去って5年が経ちますが、彼女の時代に生み出したセリーヌのアイテムは未だに「フィービー期」と呼ばれ、中古市場でおいても人気の高いアイテムが多いです。
今回、そんなフィービー期を代表するバッグがトレファクスタイル箕面店に買取入荷いたしましたのでご紹介させていただきます。
CELINE (セリーヌ)
ラゲッジ マイクロショッパー
印象的なデザインですので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
フィービーの考えるファッションにマッチしたバッグで、洗練された大人の女性に人気の高いアイテムです。
日常的なお洋服にも、着飾ったお洋服にも合うデザインのバッグです。
フィービー氏がセリーヌに在籍していたのは2010年から2018年で、その間にこのラゲッジ以外にもカバ、トラペーズ、クラシックといったヒット作を連発し、「イットバッグ」と呼ばれる世の中の流行を代表するバッグが多数生まれました。
今回トレファクスタイル箕面店よりご紹介したラゲッジバッグは、オンラインでもご購入可能です。店頭では実物のご確認もいただけます。
さて、今回ご紹介したのはバッグでしたが、フィービーのデザインしたファッションアイテムは前述の通り「フィービー期」と呼ばれ、人気が非常に高いです。
こちらは好評につき、販売済みのフィービー期のアイテムです。 フィービー期のアイテムの見分け方ですが、現在のセリーヌのシャツなどとはブランドのタグが違っており、ここでの判断が一番容易です。
こちらがフィービー期のブランドタグ。
四隅のステッチやEの上にアクセント符号の点が入った、全体的に縦長のロゴが特徴です。
セリーヌの現在のデザイナーは言わずと知れたエディ・スリマン。ミニマルで洗練されたデザインのアイテムを生み出す天才的なデザイナーです。
そんなエディ就任後から2022年現在までセリーヌのブランドロゴは、Eの上に付いているアクセント符号の点がなくなり、よりミニマルなデザインとなっていますので、現行のアイテムをお持ちの方は見比べていただいても面白いかもしれません。
トレファクスタイル箕面店では、こういったブランド背景なども考慮した上で、各アイテムを一つずつ査定し、お買取させていただきます。
セリーヌに限らず、今回ご紹介した「フィービー期」のように、いわゆるアーカイブとしての人気のあるブランドの過去の名作も多数存在しています。
マルタンマルジェラやヘルムートラングなどデザイナーの名を冠したブランドの「本人期」や、前述したエディが数々のブランドで生み出した「エディ期」などは時代の流れと共に希少価値が高まるものもございます。
ファッション業界のみならず、中古市場でもデザイナーズブランドのリバイバルの流れも来ていますので、ご自宅のクローゼットにお宝が眠っているかもしれませんね。
買取持込はお値段を聞くだけの査定も可能ですので、まずはお気軽にご相談くださいませ。