トレファクスタイル 多摩センター店

着る人の所作を美しく見せる、Yohji Yamamotoの美学。

2022.03.04


「一日に何回も、ファストファッションで買い物するなんて、少しは疑問持てよ。一着の服を選ぶってことは、1つの生活を選ぶってことだぞ。」

山本耀司があるインタビューで放った言葉です。

洋服には、着る人の心や行動を大きく変える力があると私は思います。
いつもとは違うファッションをして、一歩外の世界へ踏み込んでみると、世界が大きく変わって見える。このような経験は誰しもあるのではないでしょうか。

22年03月04日:画像10

ヨウジヤマモトは近年、若者の間で二度目の流行を巻き起こしていますが、ブランドの歴史は20世紀までさかのぼります。

1980年、山本耀司と川久保玲がパリに持ち込んだ日本的な新しい美意識は”黒の衝撃”と称され現代のファッションシーンに多大な影響を与えています。

豪華絢爛で女性のボディラインを強調するような、派手な色遣いの洋服が美しいとされる時代に、二人の日本人がパリコレクションに持ち込んだのは、当時タブーとされていた”黒”という色を前面に打ち出し、シワの寄った生地や、穴が開いていたり、部分的にほつれていたりする、これまでのファッション史からは想像のできないような、悪性の美しさをはらんだものでした。

今では当たり前に見かける、黒を基調とするファッションやサイズの合わない大きな服、もっと言えばマルタンマルジェラもリックオウエンスも、二人による”黒の衝撃”が無ければ存在しなかったかもしれません。

トレファクスタイル多摩センター店ブログ画像1

”黒の衝撃”という言葉が定着して以来、一緒に語られることの多い山本耀司と川久保玲ですが、二人のこれまでのクリエイションには決定的な違いがあります。

川久保玲が世界の流行や情勢に対し適度な間合いを取り、黒の衝撃という自身の功績にとらわれず、黒以外の様々な手段でアンチテーゼを掲げ続けているのに対し、山本耀司は黒という色、体に沿わないカッティング、退廃的な悪性の美学を40年間貫いてクリエイションを続けています。

山本耀司の最大の強みは何十年も貫き通した、布さばきにあるのです。彼が貫く美しいシルエットやドレーピングに色は不要であり、黒という色であるからこそ美しく映えるのでしょう。

ヨウジヤマモトの2014S/S

ヨウジヤマモトの洋服はハンガーに掛かっている時よりも、実際に人が着て動いている方が断然美しく見えます。

”着る人そのものが直接洋服に投影され、その人をより魅力的に見せてくれる”
”動く人間の体に、コンマ何秒か遅れて布がやってくる。”
”一つとして同じ動きをすることのないそれぞれの人間の動きを、もっと個性的に魅せてくれる。”
”些細なしぐさでさえももっと魅力的に。”

そんな魔力をはらんだ洋服なのです。

近年、ファッション業界でもサステナブルという言葉をよく耳にするようになりました。自分を良く見せてくれる服を大切に、長く着るのが本質的にサステナブルな事ではないでしょうか。
ヨウジヤマモトの洋服は、長く着こんで、ボロボロになってこそ、味わいと愛着が増していきます。これは日本の侘び寂びの美学でもあると思います。

そんなヨウジヤマモトのアーカイブアイテムが入荷致しましたのでご紹介致します。

-----------------------------------------------------------------------------------


22年03月04日:画像8


2014A/Wコレクションより、ジップディテールコート HF-B19-166が入荷致しました。

2014A/Wのコレクションテーマは「モッズ」。
モッズの代表的なスタイルである、セットアップとモッズコートによるコーディネートをベースに、柄物を大胆に使用することで全く新しいモッズスタイルを提案した名コレクションと言えるでしょう。
このシーズンで印象的に使用されたスカルローズ柄のシリーズは、後にセカンドマーケットで多大な人気を博し、値段も高騰するほどでした。

Yohji Yamamotoのヨウジヤマモト

2014S/Sの2014A/W

コレクションにはこちらのコートと同型のアイテムが色違いや柄違いで登場し、このシーズンの代表的なディテールであるファスナーによるシルエットの変化も存分にお楽しみいただけるアイテムです。
LOOK3.29.34でインナーに着用しているのが確認できますので、よろしければご確認ください。




22年03月04日:画像7

22年03月04日:画像6

2014A/W



2014S/S コレクションより、ウールギャバサロペットが入荷致しました。

ファンの間で”雨濡れ期”と呼ばれる名シーズン。伝統的な紳士服のセットアップスタイルをベースに、春夏らしい清涼感と、雨に濡れたように見える加工が印象的なシーズンです。

フォーマルなセットアップも、キメすぎずに、ヨウジヤマモトらしいく。山本耀司が理想とするような”どこか抜けている、けれどかっこいい”男性像が感じられます。

現在ブランドの代表的アイテムとなっているカラスパンツというアイテムがありますが、一番最初にリリースされたのは実は14S/Sコレクションでした。
セカンドマーケットでその人気から値段が高騰し、ファンのリクエストに応え、2018S/Sシーズンから復刻アイテムがリリースされています。

今回入荷したサロペットは、コレクションでは素材違いのものがLOOK6.15で着用されています。

14S/Sシーズンらしい、サスペンダー付きのパンツは、オールシーズン着用いただけますが、特に夏場に大活躍するアイテムだと思います。
Tシャツにコーディネートするだけで、一味違ったヨウジヤマモトを感じることが出来ますので、是非店頭でお試しください。






また、今回ご紹介したブランドはもちろん、秋物アイテムも買取強化中です。
長袖シャツ、スウェット・パーカー、ニットアイテム、トレンチコート、レザーシューズなど
「今シーズンは着ないかな...」「もう着ないかも...」
断捨離中や迷われているアイテムがあれば、ぜひ当店でのお買取をご検討ください。


最大2時間無料 駐車場サービスございます

クロスガーデン多摩「4F/屋上駐車場」限定で駐車場利用サービスを行っております。
買取成立時、あるいは税込み1,000円以上ご購入のお客様に、
最大で2時間分の駐車サービス券をお渡しいたします。
※駐車券1枚につき最大2時間分のサービス券をお渡し致します。
※1F駐車場をご利用のお客様にはサービス券の発行ができません。


多摩センター店オンラインサイトはこちら

■その日のうちにすぐ完結!その場で査定すぐに現金化。1点からでも買取OK。
「店で売る」店頭買取はこちら  
トレファクスタイル店頭買取サービスご案内ページ
 
■振込まで自宅で完結!送料・査定料は無料!ダンボールに詰めておくるだけ
「送って売る」便利な宅配買取はこちら  

 

掲載店舗情報

トレファクスタイル多摩センター店 店舗写真

トレファクスタイル多摩センター店

営業時間
10:00 ~ 21:00
買取受付
10:00 ~ 20:00

ブログを探す

店舗紹介

  • トレファクスタイル多摩センター店 店舗写真
  • トレファクスタイル多摩センター店 店舗写真
  • トレファクスタイル多摩センター店 店舗写真
住所
〒206-0033 東京都多摩市落合2-33 クロスガーデン多摩 3F
電話番号
042-357-3311
営業時間
10:00 ~ 21:00
買取受付
10:00 ~ 20:00 店頭買取をみる
休業日
休まず営業
駐車場
共用920台

買取成立のお客様、税込1,000円以上ご購入のお客様に駐車場サービスあり ※4階・屋上階のみ ※詳細はクロスガーデン多摩のホームページをご確認ください。

求人
募集なし

店頭買取をみる

店内紹介をみる

トレファクスタイルではブランド品・古着の買取を行っております

店頭買取をみる

お近くに店舗がない場合、宅配買取もございます