時代を映す：レザージャケットの魅力と歴史を紐解く

《レザージャケットの魅力》

自身の身体に馴染んでいくエイジング(経年変化)により愛着が湧いてくるのがレザーの醍醐味。

レザーにも牛革、羊革、馬革…と細かく種類分けすると様々ですが、いわゆる古着となると耐久性も重要。

耐久性の点やレザージャケットならではの重量感やハードな印象は牛革が長けており中古市場でも人気があります。

《レザージャケットの歴史》

レザージャケットは諸説ありますが、第一次世界大戦後期、軍人が着用していた「フライトジャケット」が起源だとされています。

昔の航空機の操縦席は風防ガラスが1枚あるのみで、風が容赦なく吹き込んでくるといった状況でした。

そのような状況の中で目を付けられたのが「レザー」だった訳です。革は風を通さないのでフライトジャケットの素材として広く使われました。

その後、レザージャケットはモーターサイクル界へも進出していくことになります。

前述した通りですが、レザーが持つ機能性はバイカー達にもあつらえ向きでした。

1900年代初頭に広まったダブルブレステッドのロング丈レザーコートが、バイクに乗るときの姿勢が取りやすいようにショート丈に改良されたのが「ライダースジャケット」の起源とされています。

さらにそこからバイカー以外の一般消費者までライダースジャケットというものが、映画「乱暴者（The Wild One」がヒットしたことや、当時のロックミュージシャンがこぞってライダースを着用していたことによってファッションとしても浸透していくこととなります…。

《世界初のフロントジップジャケット》

-アメジャン(US)-

アメジャンとは、ハーレーなどのアメリカンバイクに乗る際、身幅や腕回りにゆとりがあり裾が邪魔にならないような形になっているライダースジャケットのこと。

そんなアメジャンの代名詞ともいえるSchott(ショット)は、バイカーに愛されるタフで無骨なデザインとなっており、世の人々を魅了し続けています。

また、Schottは世界で初めてフロントジッパーを衣類に付けたとしても知られています。

私達が普段着ているジップの付いた洋服は、Schottというメーカーがあったことが背景だと知ると面白いですね。

《コラボレーションアイテム》

-ロンジャン(UK)-

ロンジャンとは、アメジャンの形状を引き継いだものの、当時イギリスで流行していた「カフェレーサー」という前傾姿勢のレース仕様バイクでも乗り回しやすいように改良されたもののことです。

そんなロンジャンにはLewis Leathers（ルイスレザー）という多くの著名人が愛用し、ファッション界でもファンが多いブランドがあまりにも有名です。

これまでLewis Leathersコラボした有名ブランド一例は下記の通り。

×COMME des GARCONS（コムデギャルソン）

×UNDERCOVER（アンダーカバー）

×HYSTERIC GLAMOUR（ヒステリックグラマー）

×MONCLER（モンクレール）…

Lewis Leathers以外にもレザージャケットブランドは様々なブランドとコラボしています。

コラボアイテムは希少性が高く、限定ということもあり人気があるため高価買取の期待大。

専門バイヤーがしっかりとお調べして査定させていただきます。